2014年7月9日水曜日

実践!「孫子の兵法」生かす本を読んで・・・

本書の中にこんな一文がありました。

”アリ”が”巨象”に勝つこんなやり方

《孫子の兵法》
『水の形は高きを避けて低きにおもむく。兵の形は実を避けて虚を撃つ』

《現代語訳》
「水は必ず高地を避けて低地へと流れる。この水の動きならい、わが軍より強大な敵と真っ向から対決するのは避けよ。そして、戦闘の常識の裏をかく戦略で攻めよ」

「人並みでは勝てない」-M自動車に見る”差別化戦略”の知恵

M自動車は、大量生産方式で多く作って多く売るとは考えずに、どこのメーカーもつくらない自動車を「受注生産方式」でつくって売ろうと考えたのである。
この狙いは大当たりした。
本当に車が好きなユーザーは、街を走ればみんなが一斉に注目するような”自分だけの車”が欲しいと思っているものだ。満を持して、受注生産方式のプロジェクトを発表するや否や、問い合わせと注文が殺到したという。
おもしろいのは、発表した車のネーミングである。たとえば、「ガリュウ」という名前などはおそらく”我流”からきていると思われるが、そこにもM自動車の「周囲に惑わされず、M自動車の車をつくる」というポリシーが感じられる。
M自動車の戦略は、要するに「差別化戦略」ということである。つまり、アリが巨大な象に勝つには、独自のことをやるしかないと考えたわけである。

自分は、この一文を読んで通常の考え方に固執せずいろんな思考持ちことにあたっていかなきゃなあと関心した次第です。

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